ユーロが金利1.50%に追加利上げへ! [ユーロ経済について]


欧州中央銀行は、市場予想どおり、理事会にて主要政策金利を0.25ペーシスポイント
引き上げし、1.50%にすることで合意に達しました。


今年の4月にリーマンショック以来初の利上げを行ったわけですが、商品価格の上昇
などを理由にユーロ圏でインフレが進んだことから利上げに踏み切ったようです。



「一部転載:ロイター」

『ユーロ圏の政策金利、現在も比較的低水準=独連銀総裁』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000925-reu-bus_all


欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁は7日、ユーロ圏の政策金利
は現在も比較的低水準にあるとの見方を示した。


同総裁はドイツ公共放送(ARD)に対し「短期金利とインフレ率の差、つまり実質金利を例に
取ると、政策金利は依然として比較的低水準にある」と述べた。


ECBはこの日の理事会で、主要政策金利であるリファイナンス金利を25ベーシスポイント(bp)
引き上げ、1.50%とすることを決定している。 バイトマン総裁はまた「ユーロ圏経済は現在
力強く発展しており、これが物価上昇の一因となっている」との見方を示した。

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欧州中央銀行の主要メンバーの多くは、ユーロの金利水準は低いと考えているようです。
それだけユーロ圏の経済が強い状況にあると考えているようです。


しかしながら、ギリシャ、ポルトガル、アイルランドは例外としても、イタリア、スペイン、
その他東欧諸国の経済は完全に冷え切っています。


確かにドイツも輸出産業が対中国貿易がこれまで比較的好調だったので、指標が示す
数字は良いのですが、今後中国経済も縮小に向かえばこれ以上の発展は期待できません。


今後ユーロ諸国の多くがスタグフレーションが急速に進む可能性が高いと思います。

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