ギリシャ国債フィッチも一気に3段階引き下げ [ギリシャの債務危機問題]
格付け会社フィッチが、ギリシャ国債の長期信用格付けが「Bプラス」から「CCC」
へと、三段階引き下げました。恐らくギリシャの長期金利が上昇するでしょうね。
前日にはムーディーズがアイルランド国債の長期信用格付けを引き下げたことで、
世界中の金融市場市場は大混乱となりました。
すでに、アイルランドの10年国債の金利は14%台に到達しています。
「転載開始:時事通信」
『フィッチ、ギリシャを格下げ=「CCC」に3段階』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110714-00000022-jij-int
格付け大手フィッチ・レーティングスは13日、ギリシャの格付けを「Bプラス」
から「CCC」に3段階引き下げたと発表した。
変更前も既に投資不適格級だったが、欧州諸国などからの第2次支援策がまと
まっていないことや、支援策に対する民間債権者の関与をめぐる不確実性が
高まっていることを背景に一段と引き下げた。
フィッチは「CCC」の格付けについて、「デフォルト(債務不履行)が現実に
なる可能性がある」としている。
「転載終了」
ギリシャの場合もそうでしたが、アイルランドもポルトガルも長期金利の上昇する
スピードがここにきて増しているように思います。
とくに長期金利が2桁台に到達してからは、上昇スピードが増していますので、
それだけデフォルトが近いと格付け会社側は読んでいるのでしょう。
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